近年の研究で歯の健康は全身の健康と関連することが分かって来ています。例えば、むし歯菌や歯周病菌が血管の中に入り込み、血流に乗って心臓や脳の血管を詰まらせる原因になる場合がもあります。定期検診で衛生的なお口の環境を整えることが全身の健康につながります。
「噛む」という刺激は脳に伝わります。歯を多く失うと噛む力が弱くなり、老人性認知症を発症するリスクが高くなるということが分かっています。歯をできる限り残すことは将来の生活に大きく影響します。
噛む力は歯を一本失っただけでも、低下してしまいます、噛む力が弱くなるとスポーツや力仕事をするときなどに、十分な力を発揮する事ができなくなってしまします。天然の歯を残すことで噛む力を維持できます。
定期検診に通うと医療費がかかると思う方も多いのですが、治療が必要な箇所を早期に発見できるため、症状が進行してからの場合より治療も簡単で費用も安くすむ場合が多いのです。また、お口の健康が体の病気の予防にもつながり、医療費も抑えられます。